おしらせ
日本遺産認定!『琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」』
沖縄県と那覇市、浦添市が共同で申請していたストーリー『琉球王国時代から連綿と続く沖縄の伝統的な「琉球料理」と「泡盛」、そして「芸能」』 が、本県から初めて、日本遺産に認定されました。
「日本遺産」とは、文化庁で平成27年度から実施している取り組みで、地域の歴史的な魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定し、ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の文化財群を総合的に活用する取組を支援することにより、地域の活性化・観光振興を図ることを目的としているものです。
ストーリー概要
沖縄県はかつて琉球王国と呼ばれ、独自の文化を形成してきた。琉球王国は「守礼の邦=礼節を重んじる国」を掲げ、訪れる外国の賓客をもてなすために礼遇を行った。
特に、中国皇帝から派遣された冊封使節団は滞在期間が約半年間に及ぶほど大規模だった。宴は国を挙げての重要な行事で、冊封使をもてなす料理や芸能に力を注いだ。そこで供された宮廷料理や御用酒泡盛、宴を盛り上げた芸能は、今も沖縄の誇りとして県民に親しまれている。
琉球王国時代に育まれた食文化と芸能は、「世替わり」の歴史を映しながら、連綿と続く「守礼の心」で受け継がれている。